特徴
ウリ科。
栄養価
利尿作用があり、体内の老廃物を排出する働きのある「イソクエルシトリン」や「カリウム」が含まれているため、デトックス効果やむくみの解消が期待できます。また、皮膚や粘膜の健康を保ち、乾燥肌や肌荒れを予防するβ-カロテンも比較的多く含まれています。カラダを冷やす効果があります。
表皮のグリーンにはβカロテンが含まれています。抗発ガン作用や免疫賦活作用があります。
アスコルビナーゼという成分には、ビタミンCを破壊する酵素が含まれています。「ククルアスコルビン酸」というきゅうり特有の成分には、がんを予防する働きがあります。
播種/定植
播種:4月上旬(ビニールなどで加温すると1週間程度で発芽します)
定植:5月上旬、本葉2.5~3枚程度
間引き
本葉が1~4枚の間に2回に分けて行うのが基本です。
1回目は、3株発芽したうちの1株を引き抜いて、各点2株にします。
2回目は、本葉3~4枚までに各点1株にします。
水やり
キュウリは果実のほとんどが水分です。土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
追肥
1本目の果実を収穫し始めた頃から、2週間おきを目安に追肥を行います。
収穫
1本目は10cm程度、それ以降は20cmくらいで収穫します。
保存方法
栽培のポイント
根の生育が旺盛なので、深型のプランターを使います。
元肥が多いと収穫初期の果実が短くくさび状の尻細果になることが多いようです。
ある程度の高さ(5~6節くらい)になるまでは風通しや病気予防と、親ヅルの成長を優先させたほうが結果的に多収となるため、脇芽かきを行います。
5節目までは全ての雌花(実がなる方)、側枝を除去し、6節目からは子づると孫づるの葉を2枚残して摘心します。
中段以上の孫づるは放任しておき、邪魔な箇所だけ摘心します。
病害虫
アブラムシ
農薬
オルトラン、ダイアジノン